ゴルフの練習場を開業したい!ランニングコストや開業資金の目安

 

ゴルフの練習場を開業したい!ランニングコストや開業資金の目安

連日多くの人が足を運ぶゴルフの練習場。

仕事帰りのサラリーマンや休日にスコアを伸ばしたいと考えて足を運ぶ男性・女性が利用していることが多いです。

ある程度広い土地を持っていると、ゴルフの練習場を作ることができますが、開業・経営を行いたい場合は様々な点を考えることが必要になります。

ランニングコストや開業資金などがどのくらい必要なのか、ゴルフの練習場を開業したい人に必要な知識について解説をしていきます。

ゴルフの練習場を開業したい!どのような方法がある?

ゴルフの練習場を開業したい!どのような方法がある?

ゴルフが好きだからゴルフの練習場を開業したいと考える人も多いですが、ゴルフの練習場を開業したい場合には様々な方法が存在します。

主にゴルフの練習場を開業する方法として挙げられるのが下記の4つです。

  • 土地・物件を購入して個人開業
  • フランチャイズ経営
  • ゴルフ練習場のM&A・事業譲渡
  • 投資家による支援・クラウドファンディング

大きく挙げられるのが個人でゴルフの練習場を経営する「個人経営」とフランチャイズ契約のもとで経営を行う「フランチャイズ経営」です。

近年では後継者がいないことからM&Aでゴルフ練習場を引き継いで経営する人や、投資家たちから支援を受けて始める人も増えています。

それぞれ開業方法によって魅力が異なるため、どのような方法で開業・経営を行いたいのかを考えた上で将来設計を行うのが好ましいです。

個人経営の魅力

個人が土地の購入や物件選びを行って開業を行う最大の魅力は自分のスタイルで経営を行えるという点です。

他の開業方法ではどうしても投資家や以前の先任者の方針・本部の方針に従った経営が求められるため、自分好みの経営を行いたいのにも関わらず、できないというジレンマを感じることが少なくありません。

しかし、個人開業を行って経営すると、自分の考える店づくり・練習場作りができるため、精神的にも負担を感じにくいです。

様々な工夫・試行錯誤を行いながらゴルフの練習場を経営していきたいと考えている場合や気楽に経営をしたいと考えている場合は個人での開業がおすすめになります。

フランチャイズ経営の魅力

フランチャイズ経営の場合は、本部による手厚いサポートが受けられるだけでなく、経営に関するマニュアルがしっかりと作られているため、経営が初めての人でも収益を出しやすいです。

経営が初めての場合は何から始めたらいいのか分からないという人も多いですが、フランチャイズ経営の場合は丁寧に教えてくれます。

経営に関する実績や経営ノウハウを学びたいという人におすすめです。

ただし、フランチャイズ経営の場合は手厚いサポートや経営ノウハウを学べますが、毎月商標権に対するロイヤリティの支払いなどが必要になります。

ある程度の収入・利益を出さないと赤字になってしまう上に、本部の経営方針に従っていない場合は注意される可能性が高いです。

M&A・事業譲渡での開業の魅力

ゴルフの練習場を経営したいと考えている人では、他にもM&A・事業譲渡から始めるという方法も挙げられます。

事業譲渡・M&Aでは、事業を後継者に残したいものの、後継者がいない場合に利用されることが多く、すでにゴルフの練習場として成立している状態を引き継ぐため、スタートでこけるという心配がありません。

さらに、開業を行う際に建設費や設備の購入なども必要ないため、開業を行う方法の中でも低資産で始められるという点が魅力です。

ただし、M&Aや事業譲渡の場合は先任者の考えによって経営スタイルが左右されやすく、今まで通りに続けて欲しいという人もいれば、自分好みに経営して良いという人もいます。

経営方針をなるべくそのままにしてほしいという場合は気持ちのすれ違いが起きてしまいやすい傾向があるため、注意が必要です。

クラウドファンディングからの開業

クラウドファンディングは近年注目を集めており、投資家による支援を募って開業を行う方法です。

他の開業方法と比べて開業費用かほとんどかからないという点が魅力として挙げられますが、サービスの需要がないと投資してくれる可能性が低いため、実現はなかなか難しいといっても過言ではありません。

しかし、クラウドファンディングで開業することができればある程度需要がある状態でのスタートになるため、経営も順調に行きやすいです。

投資家の人数が多くなるほど経営方針が割れてしまう可能性が高いため、経営方針をしっかりと作っておくという点に気を付けましょう。

ゴルフの練習場の開業資金の目安

ゴルフ練習場開業

ゴルフの練習場は多くの開業方法が存在しますが、開業資金の目安はおよそ2,000万円~3,000万円程度です。

もちろんゴルフの練習場でも、土地の有無や練習場の広さ、練習を行うための機械の台数などによって変動します。

ただし、開業資金の目安の2,000万円~3,000万円は土地代を除けた場合の目安です。

そのため、土地から購入することを考えた場合は5,000万円~6,000万円ほどかかると計算しておくのが好ましいです。

開業資金の目安から考えても、新しく土地を購入してゴルフの練習場を行うのはハードルが高いといっても過言ではありません。

ゴルフの練習場の主な収入源

ゴルフの練習場の主な収入源

ゴルフ練習場の開業資金の目安について解説をしましたが、主な収入源は下記の4つになります。

  • 年会費
  • 売店収入
  • レストラン収入
  • 大会収入

年会費や入場料金が主な収入源となりますが、他にもインショップタイプにしておくと備品やグッズ代の収入を得られます。

他にも飲食が可能なレストラン付きの場所にしておくことによってレストラン収入を得られるほか、簡単な大会を開き、参加費を募ることによって大会収入を得ることも可能です。

年会費や入場料金だけでゴルフの練習場を経営するのは極めて難しいため、レストラン収入や売店収入などを駆使して経営を行うオーナーも少なくありません。

ゴルフの練習場を経営する上で考えるべき費用・コスト

ゴルフ練習場コスト

ゴルフ練習場の収入源を把握した後は、どのような部分にコスト・費用がかかるかを計算した上で経営を行うのが好ましいです。

経営を行う上で考えるべき費用・コストは下記の6つです。

  • 人件費
  • 土地代
  • レストラン運営費
  • 固定費
  • 変動費
  • 設備買い替え費

それぞれどのように考えておくべきなのか解説を行っていきますので、参考にしてみてください。

人件費

ゴルフの練習場を経営していく上で特にコストがかかりやすいのが「人件費」です。

人件費といっても様々で、受付にいる人員やレストランを行う際の人件費・ゴルフ初心者に教えるコーチ・ショップを併設している際には売店の売り子などの人件費など、多くの点でコストが発生します。

人件費はランニングコストの中でも半分以上を占める部分になるため、コストを抑えたい場合は自然と人件費を抑える人が多いです。

しかし、人件費を削りすぎてしまうと一人ひとりの負担が大きくなるとともに、お店としてもやや質素な雰囲気になってしまうため、ある程度の人件費を見込んで営業を行うのが好ましいです。

土地代

土地代を購入して運営を行う場合は、土地代も発生します。

土地代に関しては毎月支払う形になるため、固定費として算出するようにしましょう。

固定資産税も計算の中に入れておくようにするとわかりやすいです。

レストラン運営費

ゴルフ練習場の中にレストランを作る場合は、レストラン運営費を入れて計算を行うようにしましょう。

レストランを入れることによって、ファミリー層の顧客を獲得しやすい上に、ゴルフの練習場だけでは補いにくい収入源を獲得できます

ただし、レストランに関してもゴルフ練習場の評価の一部となるため、ある程度の費用をかけて過ごしやすい・美味しい評価をもらえるレストラン作りが求められます。

レストランに関しても水道光熱費や人件費・材料費などを計算していく必要があるため、余裕がある状態の時にレストランの開業を行うのが好ましいです。

固定費

ゴルフの練習場の中でもフランチャイズ経営を行う場合はロイヤリティの支払いが必要になるため、固定費として算出する必要があります。

さらに、練習場で使用するマシンをリース契約している際に、毎月一定の金額を支払うことが必要です。

土地代なども含めて固定費を計上しておくと毎月の利益計算が行いやすいです。

変動費

水道光熱費や人件費など、毎月変動する金額は「変動費」として算出するようにしましょう。

ただし、人件費に関しては他のランニングコストと比べて特別高いため、別として考えると理解やすいです。

変動費に関しては予測が付きにくいため、3ヶ月分の変動費を平均した値で計算していくようにすると状況を掴みやすいです。

しかし、水道光熱費などは季節によって変わるので、一年以上経営している場合は季節に合わせた変動費設定を行って様子を見るようにしましょう

設備買い替え費

ゴルフ練習場を経営する際には、設備の買い替え費も視野に入れておくのが好ましいです。

実際にゴルフボールを収集するマシンやボールを出す機会などは消耗品でもあるため、何年も使っていくと故障するため買い替えが必要です。

他の設備も年数が経てば当然買い替えが必要になるため、ある程度の見積もりを取ったうえで積み立てを行うようにしましょう。

ゴルフの練習場を開業する際に必要な許可

ゴルフ場開業許可

ゴルフの練習場を開業する際には、特別な許可を取っておくことが必要です。

中でも打ちっぱなしゴルフ場のような施設を考えている場合は開発認可を取る必要がある上に、騒音規制に引っかからないように調査・申請を行うことが必要になります。

他にも、法人経営を行う場合は「法人設立届出書」「青色申告の承認申請書」などの書類が必要であり、個人経営の場合は「個人事業の開廃業等の届出書」「所得税の青色申告承認申請書」などの書類が必須です。

ゴルフの練習場での収入は期待してはいけない!?ゴルフの練習場での収入は期待してはいけない

 

ゴルフ練習場の収入やコストについて解説をしましたが、具体的には儲けるのか気になる人も多いのではないでしょうか。

結論から挙げると、ゴルフ練習場だけでの収入は期待できません。

というのも、ゴルフ練習場は初期費用がかなり必要になるため、どうしても毎月の返済金が多くなり、初期費用を返すまでは経営難に陥りやすいです。

しかし、初期費用を返し終わった後はある程度の収入が見込めるようになるので、初期費用を早く返せるように前倒しで支払いを行っていくのがおすすめになります。

ゴルフ場の練習場を黒字経営にする4つのコツ

ゴルフ場の練習場を黒字経営にする4つのコツ

ゴルフ練習場で黒字経営を行いたいと考える際には、下記の4つを押さえて経営を行うのが好ましいです。

  1. コンセプト・ターゲット層を絞る
  2. ランニングコストや固定費などの損益計算をしっかりと行う
  3. 定期的にキャンペーン・サービスを行う
  4. セミナーに参加をする

それぞれのポイントについて詳しく解説をしていきますので、参考にしてみてください。

コンセプト・ターゲット層を絞る

まずは、ゴルフ練習場の経営を行っていく上で、コンセプト・ターゲット層を絞るようにしましょう。

例えば、ファミリー層が入りやすい場所とサラリーマンが仕事帰りに入りやすい場所では、雰囲気が全く違います。

レストランが入っている場合は女性やファミリー層が入りやすいです。

逆にサラリーマンをターゲットとして狙う場合は、手ぶらの状態でも練習ができやすい状態・雰囲気づくりを行うことによって集客ができやすくなります。

お店の雰囲気造りでは欠かせないポイントになるため、しっかりとコンセプト・ターゲット層は絞るようにしましょう

ランニングコストや固定費などの損益計算をしっかりと行う

他にも黒字経緯を行う上では、ランニングコスト・固定費などの損失部分を把握することが大切です。

ランニングコストは毎日変わる部分でもありますが、毎日収支表などを付けていくことによって無駄が出ている部分には気付けます。

しっかりと黒字を出していくためにも、無駄になっている部分を素早く見つけて対処するのが好ましいです。

定期的にキャンペーン・サービスを行う

定期的なキャンペーン・サービスを考えて提供していくのもおすすめです。

ゴルフ練習場でもコーチが付いてくる場所もあれば、来店回数に合わせて割引サービスを行ってくれる場所もあります。

定期的なキャンペーンやサービスを提供することによって、顧客を飽きさせません

顧客離れを防ぐためにも、キャンペーンやサービスの提供はしっかりと考えるようにしましょう。

セミナーに参加をする

セミナーに参加するという点も黒字経営を行いたい人にはおすすめです。

実際にゴルフ練習場の経営で黒字経営を実現した人の話が聞けるセミナーも複数開催されています。

成功者の話を聞くことによって、自分の経営にも活かすことが可能です。

セミナーの情報はインターネットでも流れているため、黒字経営を行う方法で悩みを抱えている人はセミナーに参加してみるのもおすすめになります。

まとめ

ゴルフ場経営メリットまとめ

ゴルフ練習場の経営はかなり難しく、収入を得るためには様々な工夫を凝らす必要があります。

開業方法は様々ありますが、自分がどのように経営をしていきたいのか、どのくらいの資金が準備できるのかを考えた上で方針を選ぶのが好ましいです。

なかなか儲けられる商売ではないですが、初期費用をしっかりと返した後は楽になりやすいため、なるべく初期費用を早く返してから運営をしていくのがおすすめになります。

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