打ちっぱなしゴルフ場の経営はどのくらいの年収?経営のコツも解説

 

打ちっぱなしゴルフ場の経営はどのくらいの年収

ゴルフを行う上で重要となるファーストショットとアプローチ。どちらもスコアを上げるためには欠かせない重要な一打ですが、実際にコースを回っている際には練習を積んでいないと緊張のあまりミスをしてしまうことも少なくありません。

ゴルフのショットをミスしないために経験を積みたい場合は、多くの人は打ちっぱなしのゴルフ場に足を運びます。

多くの人から人気があるゴルフの打ちっぱなし場ですが、自分が所有する土地が余っている場合、経営を考える人も少なくありません。

打ちっぱなしゴルフ場は経営を行う際にはどのくらいの年収になるのか、打ちっぱなしゴルフ場の実態や経営のコツについて詳しく解説をしていきます。

打ちっぱなしゴルフ場の実態!年収はどのくらいになるの?

打ちっぱなしゴルフ場の実態!年収はどのくらいになるの?

打ちっぱなしのゴルフ場の実態について調べる人も多いですが、打ちっぱなしのゴルフ場だけでは生活は難しいです。

気になる年収ですが、打ちっぱなしのゴルフ場の年収は、経営を始めてから数十年後しか見込めず、初期費用を返してからが本番といっても過言ではありません。

実際に年間の売り上げが1,000万円を超えたとしても、ランニングコストや設備の買い替えなどを含めるとかなり低いため、打ちっぱなしのゴルフ場経営だけでは生活が厳しいといっても過言ではありません。

もちろん成功する人もいますが、営業時間と打席数・金額などが大きく左右するといえます。

打ちっぱなしのゴルフ場経営で成功している人は、経営のコツをしっかりと押さえた上で運営している可能性が高いです。

打ちっぱなしゴルフ場は黒字経営になりやすい?赤字経営になりやすい?

打ちっぱなしゴルフ場は黒字経営になりやすい?赤字経営になりやすい?

打ちっぱなしのゴルフ場経営では、黒字経営か赤字経営になりやすいのか調べる人も多いですが、前述の年収でも触れたように、黒字経営になるのはかなり時間がかかりやすいです。

広大な土地を持っており、土地活用の一環として挑戦するのであれば問題ありませんが、土地を新しく借りて始めるというのはやや現実的ではありません。

というのも、打ちっぱなしのゴルフ場経営では、初期費用として機械の購入やボールの準備、経営を行うための人件費などを考える必要があります。

さらに、打ちっぱなしのゴルフ場を作るための工事費や打席マット、二階建て以上の打ちっぱなしを作るためには建設費・事務スペースや受付スペース・トイレやロビーの設定も必要で、高額になる場合がほとんどです。

さらに、ボールや機械に関しても数年~数十年経つと買い替える必要があるため、ランニングコストがかなりかかります。

黒字経営にするためには早い段階から初期費用を返していくことが大切です。

利益を初期費用への繰り越し返済が可能な場合は、設備やマシン買い替えの積み立てを行いながら返済を行い、早めに初期費用を返して黒字経営にするのがおすすめになります。

打ちっぱなしゴルフ場の経営を行いたい!何を考える必要がある?

打ちっぱなしゴルフ場の経営を行いたい!何を考える必要がある?

打ちっぱなしゴルフ場の経営を行いたい場合は、様々なポイントを意識することが必要です。

経営を行いたいと考えている場合は下記の4つを考えるようにしましょう。

  • 開業資金の計算を行う
  • ランニングコストについて考える
  • 資金調達の方法を考える
  • 事業計画を練る

それぞれのポイントについて詳しく解説を行っていきますので、参考にしてみてください。

開業資金の計算を行う

打ちっぱなしゴルフ場の経営を考える際に、まず考える必要があるのが開業資金についてです。

先述でも触れていますが、打ちっぱなしゴルフ場ではある程度のスペースが必要で、打ちっぱなしゴルフ場にするスペースを持っているかどうかに関して初期費用・開業資金が大きく変わるといっても過言ではありません。

土地代などを外した際の開業資金の目安は4,000万円~5,000万円ほどです。

内訳としては下記のようになっています。

クラブなどの備品購入:1,000~2,000万円

開業費:1,000万円

施工費:1,200万円

加盟金:600万円~

補償金:100万円

開業資金の中には、ある程度の利益が出せるまでの運営費が含まれています。

ただし、打ちっぱなしゴルフ場の経営でも個人経営とフランチャイズ経営が存在し、フランチャイズ経営の場合は毎月ロイヤリティの支払いが必要になるため、さらに毎月費用がかかることを計算に入れておくようにしましょう。

ロイヤリティの目安は45万円~55万円前後だと考えておくのがおすすめです。

ランニングコストについて考える

開業するための初期費用とともに考える必要があるのがランニングコストです。

ランニングコストで大きな割合を占めるのは「人件費」になります。

他にも水道光熱費や備品の買い替え、消耗品の補充・衛生面を保つためのマット交換などが必要になるため、毎月ある程度の出費があることを考えておくことが必要です。

ランニングコストは変動しますが、ある程度の見積もりをした上で事業計画書を作ると計算ができやすいです。

資金調達の方法を考える

打ちっぱなしゴルフ場の経営を行う際にさらに考える必要があるのが資金調達の方法です。

資金調達を行う際には、3つの方法が挙げられます。

  • 地方の金融機関
  • 日本政策金融公庫
  • 投資家に支援してもらう

上記の3つが挙げられますが、好条件での融資をしてもらいたい場合は日本政策金融公庫に相談を行うのが好ましいです。

ただし、日本政策金融公庫は好条件での融資は行ってもらえるものの、審査に通るまでに時間がかかる上に、必要な書類がたくさんあるため、事前準備が大量に必要といっても過言ではありません。

一方、地方銀行であれば事業計画書の提出を行い、将来性や実際に経営していけるのかなどを計算した上での融資金額の提示をしてくれるため、目安として判断できやすいです。

投資家に支援してもらうという方法もありますが、打ちっぱなしゴルフ場経営は莫大な資金が必要になるため、複数の投資家から支援してもらう必要があります。

しかし、複数の投資家からの支援は方針のすれ違いなどが起きやすいため、できるだけ金融機関や日本政策金融公庫に融資をしてもらうのがおすすめです。

事業計画を練る

打ちっぱなしゴルフ場を経営する際には、事業計画をしっかりと練ることも大切です。

事業計画書は金融機関に融資をしてもらう際にも必須ですが、事前に事業計画書を作ることによって、経営を行う際にどのくらいのブレがあるのか確認できます。

事業計画を練ることによってどの部分がオーバーしているのかといった分析ができるため、しっかりと作り込むようにしましょう。

打ちっぱなしゴルフ場の経営を行う際の注意点

打ちっぱなしゴルフ場の経営を行う際に気を付けていただきたいのが、周りの騒音問題やフランチャイズ契約時のトラブルです。

というのも、住宅街に近い場所で経営を行うと、多くの人に足を運んでもらいやすいですが、音などが響きやすいため、騒音トラブルが発生してしまうことも少なくありません。

さらにフランチャイズ契約の場合は、内容をしっかりと確認せずに契約をしてしまい、契約違反の行動からトラブルになることも多いです。

打ちっぱなしゴルフ場の経営を行う際には、騒音トラブルや契約書の確認などをしっかりと行った上で経営を行うようにしましょう。

黒字経営を行うための6つのポイント

ゴルフ場黒字経営

打ちっぱなしゴルフ場の経営を行う際に、黒字経営を行いたい場合は下記の6つを意識するのがおすすめです。

  • 物件選びをしっかりと行う
  • スペースを確保する
  • 市場リサーチを入念に行う
  • ターゲット層・コンセプトをしっかりと作る
  • 飲食を用意できる場合は資格や申請の届け出を行って提供する
  • 他の打ちっぱなしゴルフ場との差別化を図る

それぞれのポイントについて詳しく解説をしていきますので、打ちっぱなしゴルフ場の経営を検討している人はチェックしましょう。

物件選びをしっかりと行う

黒字経営を行いたい場合は、物件選びがほとんどを握るといっても過言ではありません。

というのも、打ちっぱなしゴルフ場はある程度の広い敷地が必要ですが、郊外にあるのと駅の近くにあるのでは集客率が大きく異なります

いくら魅力的な打ちっぱなしゴルフ場であったとしても、自分の近くから遠すぎる場合はなかなか足を運び辛いと考える人が多いです。

さらに、車で移動することが多い地方では、駐車場スペースの広さも重要になります。

物件選びを行う際には事前にどのような人が足を運びやすいのか、確認をした上で物件を選ぶようにしましょう。

スペースと確保する

打ちっぱなしゴルフ場の中でも黒字経営を意識したい場合は、一打席ごとのスペースをしっかりと確保するようにしてください。

ゴルフは多くの人が想像できるように、スイング時に集中するスポーツですが、一つのスペースが狭い場合は他の人との距離の近さから集中できないというケースが出やすいです。

広いスペースを確保していくことによって、心に余裕を持った練習ができるようになるため、ぎゅうぎゅうにスペースを埋めるのではなく、余裕を持ったスペース作りを行うようにしましょう。

市場リサーチを入念に行う

さらに黒字経営を行いたいと考える際には、市場リサーチを入念に行うようにしましょう。

物件選びと関係が深いですが、打ちっぱなしゴルフ場でも場所によってターゲットが大きく変わります。

駅の近くや住宅街に作ることができると、仕事帰りのサラリーマンや休日のお父さんなどが足を運びやすいです。

一方、商店街の近くや少し離れた郊外で打ちっぱなしゴルフ場を作ることによって、女性や休日にゴルフを堪能したい人が足を運びやすくなります。

打ちっぱなしゴルフ場でも雰囲気作りが大切で、女性が多く来やすい状況なのにもかかわらず、入りづらい雰囲気になってしまうと集客ができにくいです。

雰囲気作りが集客のカギを握るため、市場リサーチは徹底するようにしましょう。

ターゲット層・コンセプトをしっかりと作る

市場リサーチを行った後は、打ちっぱなしゴルフ場のコンセプトを明確に決めるようにしましょう。

先述でも触れたように、足を運んでもらうターゲットを「サラリーマン」「女性」「ファミリー層」といった明確に絞ることによって、雰囲気作りが行いやすいです。

女性やファミリー層をターゲットにする場合は、おしゃれな空間づくりや飲食ができるようにすることによって過ごしやすい空間になります。

一方、料金を安く設定し、手ぶらでも練習ができるようにすることにより、仕事帰りのサラリーマンが足を運びやすい環境作りが可能です。

ターゲットやコンセプトを明確にすることで集客しやすくなるため、ターゲット層・コンセプトはしっかりと決めましょう。

飲食を用意できる場合は資格や申請の届け出を行って提供する

飲食を提供する場合は、飲食に関する資格や申請の届け出が必要です。

打ちっぱなしゴルフ場でも飲食を提供する場合は、食品衛生責任者の資格を持った人が在籍していることが必須になります。

さらに、打ちっぱなしゴルフ場でも深夜に酒類を提供する際には、深夜酒類提供飲食店営業の届け出が必要です。

届け出を行っていない状態で飲食の提供を行ってしまうと大きなトラブルになるため、資格や申請・届け出をしっかりと確認しておきましょう。

他の打ちっぱなしゴルフ場との差別化を図る

打ちっぱなしゴルフ場の黒字経営を行う上でさらに意識したいのが差別化です。

多くの人がイメージできるように、基礎的なスイング練習をしっかりとできるのが「打ちっぱなしゴルフ」の魅力ですが、他と同じ状態を作っていては家から近くない限り、もう一度以降となりにくいといっても過言ではありません。

例えば、数回来店することによって割引が行われるというサービスや特定回数来店することによってゴルフグッズがもらえるというサービスを作ることによって、また足を運ぼうという意識を芽生えさせやすいです。

他と同じことをしていても魅力的に感じられにくいため、差別化はしっかりと意識するようにしましょう。

打ちっぱなしゴルフ場の経営を行うために必要な資格・許可

打ちっぱなしゴルフの経営を行う際には、開発認可が必要になります。

というのも、住宅街で打ちっぱなしゴルフ場を経営する際には、騒音規制に引っかかる場合が多いです。

さらに個人で経営する際には開廃業等の届け出や所得税の青色申告承認申請書などの届け出が必要になります。

後々のトラブルになってしまわないように、物件選びを行う際には騒音規制に関しても確認しておくのがおすすめです。

まとめ

ゴルフ場経営まとめ

打ちっぱなしゴルフ場はゴルフのスコアを上げたい人や、ストレス発散をしたい人が足を運ぶことが多いですが、経営面で考えると入念な市場リサーチや物件選びが重要になります。

さらにランニングコストや固定費の計算・コンセプトの設定などを行うことで黒字経営を行うことができますが、初期費用を返すまでは苦しい状態が続きやすいです。

ある程度の収益を出すためにも、打ちっぱなしゴルフ場経営を行いたい場合は余裕を持ったスケジュールを取り、リサーチや計画書作りに力を入れるようにしましょう。

 

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