シミュレーションゴルフ開業に必要な申請や許可・必須知識

 

シミュレーションゴルフ開業に必要な知識

ゴルフの練習場は打ちっぱなしや室内ゴルフなどがありますが、本格的なトレーニングを行いたいと考えている場合はシミュレーションゴルフに通うのがおすすめです。

シミュレーションゴルフを開業する人も多くなっており、開業を行う場合には申請や許可を含めた基礎知識を知っておくことが必要になります。

シミュレーションゴルフの開業を行いたい場合はどのような知識を得ておくべきなのか、詳しく紹介していきますので、参考にしてみてください。

シミュレーションゴルフを開業したい!考えるべき7つ項目

わたしのゴルフ練習場運営の知識

シミュレーションゴルフ場を開業する場合は、下記の7つを把握した上で手続きを進めるのが好ましいです。

  1. 初期費用
  2. ランニングコスト
  3. 開業資金の調達方法
  4. 物件選び
  5. 資格
  6. 開業申請
  7. 経営スタイル

それぞれどのような点を考えるべきなのか解説をしていきますので、参考にしてみてください。

初期費用

シミュレーションゴルフ場を開業するためには初期費用が必要です。

土地代や建物代・賃貸代など条件によって変わってきますが、特に考えないといけないのが、建物の取得費用や内容改造費用です。

建物を取得する際には、建物費用だけでなく、土地のことも考えて資金を用意することが必要になります。

他にも開店することを周りに知らせる広告費用やシミュレーションゴルフを行うための機械費・設備費などを考えることが必要です。

初期費用が具体的にどのくらいかかりそうなのか考えておくことによって、経営直後につまずいてしまう状態を防ぐことができます。

ランニングコスト

さらに、建物だけでなく、運営後すぐに収益がたくさん出るわけではありません。

開店当初は話題になって足を運んでくれるかもしれませんが、1週間もすれば落ち着く可能性があるため、それ以降の継続した収益を得るための方法を考えることが大切です。

特に考えるべきなのが、黒字をしっかりと出すまでの間のランニングコストです。経営を行っている以上は水道光熱費がかかる上に、人件費がかかります。

このような変動するコストを変動費と呼び、毎月かかる賃貸費用などは固定費と呼び、どちらもランニングコストとして考えることが必要です。

苦しい状態になる前に経営を回復させるためにも、半年から1年程度のランニングコストを計算した上で開業資金の調達を行うようにしましょう

開業資金の調達方法

ランニングコストの計算と建物や内装費用などを考えた後には、全ての資金を計算して開業資金の調達に移る必要があります。

開業資金の調達は個人の場合はやや難易度が高いですが、地方の金融機関へ交渉か日本政策金融公庫に相談を行って融資をしてもらうことが必要です。

開業資金でも事前に準備をしていたり、計画が入念に練られていたりする場合は金融機関からも融資を受けやすい傾向があります。

ただし、日本政府金融公庫の場合は好条件での融資は受けられるものの、融資をしてもらえるまでの難易度が高いです。

コツコツと貯金を行っている実績やマネジメント経験を持っていること融資をしてもらいやすくなります。

開業資金の調達はどのように行うのかをしっかりと考えた上で実績を積むようにしましょう。

物件選び

経営を行う上では物件選ぶも大切です。

立地が悪い場所でも設ける場所はまれにありますが、経営を行う上で立地の良さは利益の半分以上を占めるといっても過言ではありません。

物件選びによって毎月の固定費が異なるものの、利益も反映されやすいため、しっかりと物件選びを行うのが好ましいです。

できればシミュレーションゴルフは仕事終わりや休日に立ち寄る顧客が多いので、駅チカ物件を探すようにしましょう。

物件選びはできればじっくりと時間をかけて行うのが理想的です。

資格

シミュレーションゴルフでも飲食を伴う形で経営を行おうと考える際には、資格を取得しておくのが好ましいです。

飲食を伴う場合に必要な資格は「食品衛生責任者」と「食品営業許可申請」の資格が必要であるほか、建物全体の収容人数が30人以上超える場合は防火管理選任届などの申請がいります。

資格を所有していない状態で営業を始めてしまうと問題になってしまうため、シミュレーションゴルフが体験できるゴルフバー形式にしようと考えている人は飲食業界に強い専門家や税理士に相談するようにしましょう。

開業申請

個人事業主が開業を行う際には「開業届」のほかに「所得税の青色申告承認申請書」などの提出が必要です。

必要最低限必要なのが開業届で、罰則はないものの、開業を行う際には届け出が義務付けられています。

開業届を行い、屋号の設定を行うことによって、屋号での銀行口座の開設や事業用のクレジットカードの申し込み手続きが可能です。

開業届の提出を行う際には本人確認書類の提出が必要で、マイナンバーカードの用意もしておきましょう。

マイナンバーカードの準備と身元確認書類の準備・はんこを用意しておくと開業届をスムーズに提出できます。

経営スタイル

シミュレーションゴルフを開業する際には、経営スタイルも考えておくようにしましょう。

本格的なトレーニングができるように、一台ずつにコーチを付けているところもあれば、飲食も併せて行えるゴルフバー形式、黙々と練習が可能なシミュレーションマシンを多く用意した場所など、スタイルによって様々です。

経営スタイルによって準備するものが異なるとともに、毎月の固定費や変動費が変わってくるため、どのようなスタイルで経営を行っていきたいのかを考えるようにしましょう。

シミュレーションゴルフを経営する上でおさえるべき3つのポイント

シミュレーションゴルフを経営する上でおさえるべき3つのポイント

シミュレーションゴルフを開業する際には、多くの知識を把握した上で行うのが好ましいですが、経営を行う上でおさえておくべきポイントは下記の3つです。

  • ターゲット層を絞る
  • コンセプト
  • ニーズをつかむ

それぞれのポイントについて詳しく解説をしていきますので、参考にしてみてください。

ターゲット層を絞る

開業を行う際にまず考えるべきなのが「ターゲット層を絞る」という点です。

シミュレーションゴルフは幅広い層の人が行うため、来てくれそうな年齢層に合わせた経営スタイルを考えることが大切になります。

例えば、主要な駅の近くにシミュレーションゴルフを開業することができるのであれば、仕事終わりのサラリーマンが立ち寄りやすいです。

逆に、駅から少しだけ離れ、百貨店やカフェに近い場合は女性や若い男性が足を運びやすい傾向があります。

ターゲット層を絞って経営を行うことによって、目的や計画に合わせた経営ができることから集客も行いやすいです。

コンセプト

ターゲット層にも似ていますが、コンセプトは考えておくことも大切になります。

例えば同じシミュレーションゴルフでも、大人の落ち着いた雰囲気を感じられるお店作りもできれば、わいわい楽しく過ごせるシミュレーションゴルフ場作りも可能です。

コンセプトに合わせて店内の雰囲気・内装を変えていく必要があるため、集客をしっかりと行うためにもコンセプトの設定は行うようにしましょう。

ニーズをつかむ

顧客のニーズをつかむことも経営を行う上で必須です。

実際ターゲット層調査を行い、コンセプトを決めて開業を行ったとしても、必ずしもニーズが掴めているというわけではありません。

ニーズをつかむことによって集客が定着しやすいため、顧客がどのようなことを求めているのかをしっかりと理解した上で経営を行うことが大切です。

ニーズに関しては事前調査だけでは分からないことも多いので、経営を行いながら随時調べていくようにする必要があります。

シミュレーションゴルフに関する2つの許可と申請

シミュレーションゴルフに関する2つの許可と申請

シミュレーションゴルフを開業する際には、2つの許可・申請を行う必要があります。

開業届と同時に出す必要がある許可申請について解説をしていきますので、参考にしてみてください。

飲食店営業許可

シミュレーションゴルフでも飲食を伴う際には、飲食店営業許可を出すことが必要です。

営業許可を出す際には、保健所に申請を行い、検査に合格することによって取得できます。

飲食店営業許可を取得する際には、下記の2つの要件を満たすことが必要です。

  • 食品衛生責任者がいる
  • 保健所の検査をクリアしている

条件を満たしていない場合は営業許可が下りないため、気を付けるようにしましょう。

深夜酒類提供飲食店営業の届出

午前0時から日の出までの時間帯に酒類を提供するバー形式のシミュレーションゴルフを開業したい場合は「深夜酒類提供飲食店営業」の届け出が必要です。

深夜酒類提供飲食店営業の届け出を出す際には下記の書類を準備するようにしましょう。

  • 営業開始届出書
  • 営業方法の提出
  • 飲食のメニュー
  • 営業所平面図など
  • 申請者の住民票
  • 保健所の飲食店営業許可証の写し
  • 法人登記謄本
  • 役員全員分の本籍地記載の住民票

届け出を提出していない状態で営業をしていると、後々大きな問題となってしまいやすいため、トラブルにならないためにも提出は行いましょう。

シミュレーションゴルフのメリット

シミュレーションゴルフ開業申請

シミュレーションゴルフを開業する際には、様々な手続きや届け出が必要ですが、他の練習場と比べて多くのメリットがあります。

下記の4つがシミュレーションゴルフ主なメリットとして挙げられます。

  • 室内でありながらリアルな雰囲気を楽しめる
  • データによる細かな分析
  • クラブごとの飛距離がわかる
  • スイングの癖がわかりやすい

それぞれのメリットについて解説をしていきますので、シミュレーションゴルフ場を考えている人は参考にしてみてください。

1.室内でありながらリアルな雰囲気を楽しめる

シミュレーションゴルフ場は多くの人が想像できるように、天候が悪い状態でも足が運びやすいです。

さらにリアルな雰囲気を楽しめる機会がほとんどで、室内であっても本格的なゴルフの雰囲気を体感できます。

リアルな雰囲気が楽しいという点からも多くの人が足を運んでいる人気スポットとなっています。

ただし、シミュレーションゴルフ場によってコンセプトが変わるため、しっかりと練習したい場合は落ち着いたところ、楽しみながら練習をしたい場合は飲食ができる場所づくりを行うようにしましょう。

2.データによる細かな分析

リアルな雰囲気を楽しみながら室内で楽しめるという点も魅力的ですが、他にもシミュレーションゴルフでは細かなデータ分析が行えます。

というのも、シミュレーションゴルフは実際にどのくらい飛んだのか、ボールのスピン量・ヘッドスピードなどを計測してくれる機械が多いです。

細かな情報を知ることによって、どこの部分が良いのか・悪いのかを判断して練習に打ち込むことができます。

3.クラブごとの飛距離がわかる

細かな分析ができるという点と似ていますが、シミュレーションゴルフは飛距離も計測できるため、自分がどのくらいの力加減でどの程度飛ばすことができるのかという点を把握できます。

多くの人がご存じのように、クラブによって飛距離は大きく異なり、正確なショットを行うためにも力加減を知っておくことは大切です。

シミュレーションゴルフはスコアを上げたいと考えている人におすすめします。

4スイングの癖がわかりやすい

他にもシミュレーションゴルフのすごい点はスイングの癖がわかりやすいという点です。

人によってクラブのスイングには癖が存在し、癖があるとどうしても思っていた場所に飛ばない場合や飛距離が伸びません。

癖によってはスピン数が多くなり、変な方向へと動きやすい傾向があるため、スコアを上げたい場合はスイングの癖をしっかりと治すのが好ましいです。

シミュレーションゴルフの場合はスイングの癖がデータとしてわかるため、データを確認しながら微調整で治していくこともできます。

まとめ

シミュレーションゴルフを経営知識まとめ

多くのメリットがあるシミュレーションゴルフですが、開業を行いたい場合は許可や申請の他に、たくさんの計画を練ったうえで行うことが必要です。

個人で開く場合もあれば、フランチャイズ形式でシミュレーションゴルフを行う方法もあり、経営方針によって知っておくべき知識が変わります。

ゴルフのコースに出てプレイができない人でもコツコツとスコアを伸ばしていけるおすすめのスポットになるため、需要は高まっています。

シミュレーションゴルフを開業する際には経営スタイル・コンセプト・ニーズをしっかりと掴んだうえで経営していくようにしましょう。

 

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