2025/01/01

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謹んで新年のご挨拶を申し上げます。本年も宜しくお願い致します。

新年にあたり、「諸行無常」という言葉をお伝え致します。

平家物語の冒頭、「祇園精舍の鐘の聲、諸行無常の響あり。娑羅雙樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、唯春の夜の夢の如し。猛き者もつひには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。」に描かれる印象からか、私を含めてこの言葉を「この世ははかないもの」という意味にとらえている方が多いのではないでしょうか。
浄土真宗本願寺派の仏教語豆辞典には、「諸行無常とは、この世のものはたえまなく変化し続けているという事実を、ありのままに述べたもの」とあります。

また、日本を代表する経営者の松下幸之助のことばにも、『私はそのように解釈するよりもむしろ、「諸行」とは「万物」ということであり、「無常」とは「流転」というようにも考えられますから、諸行無常とは、すなわち万物流転であり、生成発展ということであると解釈したらどうかと思うのです。いいかえますとお釈迦さまは、日に新たでなければならないぞ、ということを教えられたのだということです。』と説明されています。

ゴルフに置き換えてみると、朝一番のティーショットが、緊張のあまり大きく右へスライスしてOBとなり、スタートホールのスコアがトリプルでスタートした場合、意気消沈してしまうのではなく、これをありのままに受け入れ、次のホールのティーショットでは深呼吸やストレッチを取り入れ、平常心でいつものルーティンができるように準備する、合わせて同伴競技者やプレーの進行に気を配りながら、次のショットに集中するよう常に気持ちを切り替える。また、ティーショットもセカンドショットもこの上なくナイスショットでワンパットのバーディーでスタートした場合、意気揚々としすぎるのではなく、これをありのままに受け入れ、次のホールのティーショットでは深呼吸やストレッチを取り入れ、平常心でいつものルーティンができるように準備する、合わせて同伴競技者やプレーの進行に気を配りながら、次のショットに集中するよう常に気持ちを切り替える。これが「諸行無常」の実践ということになります。

ぜひ、新年も一緒に「諸行無常」のゴルフが実践できるように、わたしのゴルフ目白店でゴルフを楽しみながら上達していきましょう。