2022/11/06
ゴルフのアイアンとは?4つのアイアンの種類と特徴について解説!
アイアンとは狙った距離を正確に出して調整するために使うクラブです。
種類が多く、使用頻度も高い、スコアメイクに欠かせないクラブなので、しっかり自分に合ったものを選ぶことがとても重要なクラブでもあります。
そこで今回は、アイアンの4つの種類や特徴、どのような方に向いているのかついて解説していきます!
目次
①マッスルバック
フェースの裏側が肉厚で、一枚の板のような構造をしているアイアン。
打感が良く、ヘッドが小さいため操作性が高いので、芯を捉えれば狙った球筋と飛距離が出せるのですが、芯を外したときの飛距離ロスが大きくなっています。
最近は複合マッスルバックと呼ばれる、ヘッド内部に素材の異なる金属を埋め込み、マッスルバックの打感の良さや操作性を残しながら、直進性やミスへの強さを高めたモデルも出ています。
ボールを操作することのできる中上級者向けのアイアンです。
②キャビティバック
フェースの後ろがくり抜いてあり、削った重量をヘッドの外周部や、ソールに配置することで、大型化、軽量化、低重心化を図ったアイアン。
スイートスポットが広がり、また、重心が低くなっているので多少芯を外しても飛距離ロスや曲がりを抑える寛容性があります。
削りが深いほど直進性が高くミスに強くなります。
フェース裏の削りの深さが浅めのモデルをハーフキャビティ、フェース裏ギリギリまで深く削ったモデルをフルキャビティと呼びます。
それぞれの特徴としては、ハーフキャビティはマッスルバックに近い性能を持ち、中上級者向け、フルキャビティは初心者から上級者まで幅広いゴルファーに対応しています。
③ポケットキャビティ
フェース面の裏側をポケットのように大きく削り、重い部分を外側や後ろ側へと移した、ミスに強いタイプがのアイアン。
フェースの後ろを削るのはキャビティと同様だが、フェース下部をギリギリまで削り、ヘッド下部後方の部分を残して仕上げてあります。
フェース裏にポケットのような部分ができるためポケットキャビティと呼ばれています。
打点のズレにも強く、直進性の高い球が打つことができますが、細かい操作をするのには不向き。
プレーをシンプルに楽しみたい初中級者向けのアイアンです。
④中空
ヘッドの内部が空洞になっている形状が最大の特徴。
フェースの裏側を削り、削った重量を外周やヘッドの下部に配分し、削った箇所に蓋をした構造になっているため、見た目はマッスルバックに似ています。
内部にボディと異なる金属や、エラストマーやウレタンのような素材を注入することで重心位置や打感を追求しています。
キャビティアイアンと同じようにヘッドがブレにくく、重心が深くなるのでミスをしづらい設計になっています。
また、キャビティよりも強い弾道で、ボールが上がりやすいのも特徴です。
初心者も使えるミスに強いモデルから上級者をターゲットにした操作性の高いモデルもあり、幅広いゴルファーに対応しています。
まとめ
アイアンはフェアウェイやバンカー、ラフ、グリーン周りなどで飛距離をコントロールしながら使い分けるクラブです。
どんな性能を求めるかによって選ぶべきヘッドが変わってくるので、自分がどんなゴルフをしたいのかに合わせて適したものを選びましょう。
自分にはどんなアイアンがいいかわからない、とったことがあれば、わたしのゴルフ認定コーチにいつでもご相談くださいね!
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