2022/11/02

これでもうダフらない!「コック」を効かせたスイングを意識しよう!

コックとは、「バックスイングで手首を曲げること」を表す言葉です。

テイクバックの時に手首のコックを使ってクラブを上げていきますが、その際に作られた手首の角度(コック)をなるべく変えないようにインパクトするのが理想的なスイングです。

今回は、ダフリを防止していけるようにコックがほどけてしまう原因を2つ解説していきます。

目次

①手先でボールにスクエアにあてようとしている

②重心が高く、体が伸び上がってしまっている

まとめ

 

 


①手先でボールにスクエアにあてようとしている


 

ダウンスイングで遠心力が加わると手元が浮いて下りてくるので、フェースが開き気味になります。

これを手先でスクエアに戻そうとする意識が働くとコックがほどけてしまいます。

コックがほどけた状態でスイングしようとすると、手元が早い段階でクラブをリリースしようとしてしまいます。

そうすると、スイングの最下点がボールの手前になってしまい、結果、ダフリにつながってしまうのです。

いわゆる手打ち、の状態ですね。

ゴルフのスイングでは手首の「タメ」が重要になってきます。

この「タメ」は、バックスイングからダウンスイングに入ってインパクトするまでの間に生まれるもの。

腕が腰の辺りを過ぎてもグリップエンドがまだ地面を向いている状態が「タメ」ができている理想的な状態なので、この状態を目指して、コックがほどけないよう意識していきましょう。

手打ちの改善方法としては、実際のボールより2個先くらいを打つイメージを持ってスイングしてみましょう。

その際に、手首の角度をキープして体全体でスイングする意識を持つことが重要です。

 


②重心が高く、体が伸び上がってしまっている


 

スイングのクセで体が伸び上がる人は、ヘッドをボールに届かせるためにコックをほどく動きをしてしまいがちです。

ボールから離れていくことを感じて、無意識のうちにコックを解いてボールに当てようとしてしまいます。

腕を使ってクラブをボールに当てようとしてしまうんですね。

そうすると先ほどと同じように、スイングの最下点がボールの手前になってしまってダフることになってしまいます。

また上半身に力が入りすぎているとスイングの重心が高くなり、体が伸び上がってしまいます。

上半身の力を抜いて、しっかりと前傾姿勢をキープしつつ、腕で打つのではなく、体全体でスイングするようにしましょう。

 

まとめ

 

手首の使い方が正しいとダウンスイングでタメができてクラブが下りてくる。

この手首の形(コック)をトップで目指すことにより、ダウンスイングでタメを作る事ができ、理想的なスイングができるようになります。

ダフりでお悩みの方は、わたしのゴルフのスイング解析機で自分のスイングを撮影して、コックがほどけていないか、しっかりタメができているか、チェックしてみましょう。

見てみたけど正しい状態なのかわからない…ということであれば、コーチまでご相談ください。

正しい手首の使い方を身につけて、ダフりを機にすることなく、のびのびとゴルフを楽しめるようにしていきましょう!

 

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