2023/05/27
ゴルフの基礎知識!ゴルフボールに関するルールをご紹介します!
ゴルフには様々なルールがありますが、プレーだけでなく使用するゴルフボールにも実はルールが設けられています。
ペナルティがあることもあるので、知らずにペナルティが課せられてしまった、なんてことがあったらもったいないですよね。
そこで今回は、ゴルフボールに関するルールをご紹介します!
目次
ゴルフボールのルール②各ホールでは、同じ球でホールアウトしなければならない
ゴルフボールのルール①ワンボールルール/ワンボール条件
ワンボールルールとは、正規のラウンド中、違うブランドや違うモデルのボール (数字だけが異なるものは 同じブランド・モデル球である) への取り替えを禁止するルールです。
つまり、ホールによって、スピンが効きやすく止まりやすいボールや飛距離が稼げる飛ぶボールを使い分けることを禁止する、ということ。
ホールによって適したボールは異なります。
その使い分けができない、というのはちょっと痛手ですよね。
ただ、2009年までは、アマチュアの競技にも適用されるルールでしたが、JGAが 2009年度から アマチュア競技にはワンボール条件を採用しないとし、このルールはプロのトーナメントのみの適用となりました。
なのでアマ競技では、公認球であれば、ホールごとに使用球を取り替えることが可能となっています。
ゴルフボールのルール②各ホールでは、同じ球でホールアウトしなければならない
先ほど、アマ競技では、公認球であればホールごとに使用球を取り替えることが可能と書きました。
アマ競技でなら好きな時にボールを取り替えていいのかというと、そうではありません。
規則によると「プレーヤーはティーイングエリアからプレーした同じ球でホールアウトしなければならない」と定められています。
ティーイングエリアとは、ティーマーカーの前方先端を結んだ横線と後方の奥行きが2クラブレングス(ドライバー2本分)の長方形の範囲のこと、ホールアウトとはグリーンに設置されたカップにボールが入りプレイが終了することを表します。
グリーン上以外のプレー中はボールを拾うことは基本的にはできません。
パターの時はボールをマークして拾い上げられますが、その時に違うボールと替えて使うことはできないのです。
ただ、ホールとホールの間でボールを変えることはできますので、ロングホール、ショートホールによって特徴の違うボールを使うことはできますよ。
ゴルフボールのルール③例外的にボールを交換できる場合
ゴルフボールの交換はホール内ではできないことが基本ですが、例外的にボールを取り替えられる場合もありますので、そちらも解説します。
例外的にボールを取り替えられる場合 – 1
「ボールが紛失、あるいはOBの場合」
打ったボールが3分以内に見つからなかった場合はロストボールとなり、別のボールでプレーを再開することができます。
OBの時も同様に別のボールでプレーすることができます。
例外的にボールを取り替えられる場合 – 2
「ボールが切れている、ヒビが入っている」
プレーしているボールに明らかにプレーに影響がある損傷が見受けられる場合も、別のボールと交換してプレーを再開することができます。
ただ、明らかにプレーに影響がある場合なので、ペイントが剥がれただけ、くらいだと取り替えることはできません。
例外的にボールを取り替えられる場合 – 3
「救済でドロップする場合、元の場所から打ち直す場合」
救済エリアでボールをドロップする時や、アンプレアブルを宣言し、所定の場所からプレーを再開する場合にもボールを取り替えることができます。
アンプレアブルとは「プレー不可能」という意味で、林の方向にボールが入ってしまったり、木の根元にボールがあって打ちたくても打てない場合などのスイングができない状況を指します。
ただし規則によりボールをリプレースする場合は元のボールでプレーを再開しなくてはならないので注意してください。
まとめ
ゴルフボールに関するルールを紹介しましたが、ご存知でしたでしょうか。
ちなみに、ゴルフボールを取り替えてはいけない場合に誤って取り替えてしまった場合は、1打ペナルティが課せられてしまいますので、注意してください。
ルールを守ってゴルフを楽しみながらプレーしましょう!
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