2023/10/17

インドアゴルフを開業する場合の手続きを確認してみよう

インドアゴルフを開業する場合は、下記の7つを把握した上で手続きを進めるのが好ましいです。

  1. 初期費用
  2. ランニングコスト
  3. 開業資金の調達方法
  4. 物件選び
  5. 資格
  6. 開業申請
  7. 経営スタイル

それぞれどのような点を考えるべきなのか解説をしていきますので、参考にしてみてください。

初期費用

開業するためには初期費用が必要です。

土地代や建物代・賃貸代など条件によって変わってきますが、特に考えないといけないのが、建物の取得費用や内容改造費用です。

建物を取得する際には、建物費用だけでなく、土地のことも考えて資金を用意することが必要になります。

他にも開店することを周りに知らせる広告費用やインドアゴルフを行うための機械費・設備費などを考えることが必要です。

初期費用が具体的にどのくらいかかりそうなのか考えておくことによって、経営直後につまずいてしまう状態を防ぐことができます。

ランニングコスト

さらに、建物だけでなく、運営後すぐに収益がたくさん出るわけではありません。

開店当初は話題になって足を運んでくれるかもしれませんが、1週間もすれば落ち着く可能性があるため、それ以降の継続した収益を得るための方法を考えることが大切です。

特に考えるべきなのが、黒字をしっかりと出すまでの間のランニングコストです。経営を行っている以上は水道光熱費がかかる上に、人件費がかかります。

このような変動するコストを変動費と呼び、毎月かかる賃貸費用などは固定費と呼び、どちらもランニングコストとして考えることが必要です。

苦しい状態になる前に経営を回復させるためにも、半年から1年程度のランニングコストを計算した上で開業資金の調達を行うようにしましょう

開業資金の調達方法

ランニングコストの計算と建物や内装費用などを考えた後には、全ての資金を計算して開業資金の調達に移る必要があります。

開業資金の調達は個人の場合はやや難易度が高いですが、地方の金融機関へ交渉か日本政策金融公庫に相談を行って融資をしてもらうことが必要です。

開業資金でも事前に準備をしていたり、計画が入念に練られていたりする場合は金融機関からも融資を受けやすい傾向があります。

ただし、日本政府金融公庫の場合は好条件での融資は受けられるものの、融資をしてもらえるまでの難易度が高いです。

コツコツと貯金を行っている実績やマネジメント経験を持っていること融資をしてもらいやすくなります。

開業資金の調達はどのように行うのかをしっかりと考えた上で実績を積むようにしましょう。

物件選び

経営を行う上では物件選ぶも大切です。

立地が悪い場所でも設ける場所はまれにありますが、経営を行う上で立地の良さは利益の半分以上を占めるといっても過言ではありません。

物件選びによって毎月の固定費が異なるものの、利益も反映されやすいため、しっかりと物件選びを行うのが好ましいです。

できれば、インドアゴルフは仕事終わりや休日に立ち寄る顧客が多いので、駅チカ物件を探すようにしましょう。

物件選びはできればじっくりと時間をかけて行うのが理想的です。

開業申請

個人事業主が開業を行う際には「開業届」のほかに「所得税の青色申告承認申請書」などの提出が必要です。

必要最低限必要なのが開業届で、罰則はないものの、開業を行う際には届け出が義務付けられています。

開業届を行い、屋号の設定を行うことによって、屋号での銀行口座の開設や事業用のクレジットカードの申し込み手続きが可能です。

開業届の提出を行う際には本人確認書類の提出が必要で、マイナンバーカードの用意もしておきましょう。

マイナンバーカードの準備と身元確認書類の準備・はんこを用意しておくと開業届をスムーズに提出できます。

経営スタイル

ゴルフを開業する際には、経営スタイルも考えておくようにしましょう。

本格的なトレーニングができるように、一台ずつにコーチを付けているところもあれば、飲食も併せて行えるゴルフバー形式、黙々と練習が可能なシミュレーションマシンを多く用意した場所など、スタイルによって様々です

経営スタイルによって準備するものが異なるとともに、毎月の固定費や変動費が変わってくるため、どのようなスタイルで経営を行っていきたいのかを考えるようにしましょう。

 

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