2024/09/01

ゴルフにおけるランニングアプローチ

こんにちは。わたしのゴルフ武蔵境店の保科です。

ランニングアプローチは、ゴルフで使用するショットの一つで、ボールを低く飛ばしてから地面を転がしてカップに寄せる技術です。このショットは、グリーン周りのシンプルな状況や障害物が少ない場合に非常に有効です。以下に、ランニングアプローチの方法を説明します。
1. クラブの選択

選ぶクラブ: ランニングアプローチには、通常7番アイアンから9番アイアン、もしくはピッチングウェッジが使用されます。低く出て転がりやすいクラブを選ぶと、安定したショットが可能です。

2. スタンスとボールの位置

スタンス: 足はやや狭めにセットし、体重を左足（右打ちの場合）に少し多めにかけます。約60％の体重が左足にかかるように意識しましょう。
ボールの位置: ボールはスタンスのやや後方、右足寄りに置きます。これにより、クラブがボールに対して適度なアタックアングルで入るようになります。

3. グリップとクラブの角度

グリップ: 通常のグリップで握りますが、手元をやや短く持つことで、コントロールしやすくなります。
クラブの角度: クラブシャフトをやや前傾させ、ハンドファーストの状態にします。これにより、クラブフェースが閉じ気味になり、低く抑えたショットが打ちやすくなります。

4. スイングの動作

バックストローク: コンパクトなバックストロークを心がけます。腕と肩でスムーズにクラブを動かし、手首を過度に使わないように注意します。
ダウンスイング: スイング中、体重を左足にキープし、クラブを安定して振り下ろします。クラブがボールにクリーンに当たるように意識し、下からすくい上げる動作は避けます。

5. フォロースルー

フォロースルーの長さ: スイングを小さく抑え、フォロースルーもコンパクトに終わらせます。大きく振りすぎると、ボールが高く上がってしまうので注意が必要です。
目標に向けて: フォロースルーの後も、目標に向かってクラブヘッドが進むように意識します。これにより、狙った方向にまっすぐボールを転がせます。

6. ボールの転がりを予測する

予測のポイント: ランニングアプローチでは、ボールがグリーンに乗ってからどのように転がるかを予測することが重要です。グリーンの傾斜や芝の速さを考慮して、どれくらい転がるかをイメージします。
着地点を設定: グリーン上のどこにボールを落とすかを決め、その地点からカップまでどのように転がるかをシミュレーションします。

7. 練習方法

ターゲットを設定: 練習場でターゲットを設定し、ボールを低く出してから転がす練習を行います。異なるクラブを使って、それぞれのクラブでどれくらい転がるかを覚えることが重要です。
距離感を養う: さまざまな距離でランニングアプローチを練習し、ボールの転がり方に慣れることで、実際のラウンドでも正確に寄せられるようになります。

ランニングアプローチはシンプルですが、状況に応じて正確に打てるようになると、スコアアップに直結する非常に有効なショットです。練習を通じて、自分に合ったクラブ選びとショットの感覚を磨いていきましょう。

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