2022/10/30

ゴルフクラブのシャフトの選び方!知っておきたいシャフト選びのポイント

ゴルフクラブのシャフトの選び方について、これまで2回に分けて、シャフトの種類と硬さについて説明しました。

今回はシャフトについての理解が高まってきた方に向けて、シャフト選びの時に知っておきたいポイントを3つ解説します。

ポイントを抑えて、より自分に適したシャフトを選べるようにしていきましょう!

 

目次

ポイント①シャフトの長さと重量

ポイント②キックポイント

ポイント③トルク

まとめ

 


ポイント①シャフトの長さと重量


 

 

シャフトの長さと重量は、スイングにも大きな影響を与えるため、シャフト選びの際の大切なポイントです。

シャフトが長いほどヘッドスピードが速くなるため飛距離を狙えますが、その分、打点にばらつきが生まれて芯に当てることが難しくなりますので注意が必要です。

また、重量に関しても、たった10g変わるだけで打感が変わると言われているので、5g単位で試し打ちして感覚を確かめてみることをおすすめします。

ゴルフクラブは主にヘッド、シャフト、グリップで構成されますが、それぞれの重量は

ヘッド:188g〜200g ± 5g程度、グリップ:45g〜50g程度で製作されているのに対し、シャフトの重量はウッド用カーボンシャフトでは60g程度、アイアン用シャフトにいたっては100g程度の重量差があります。

ゴルフクラブの重量選びはシャフトの重量選びと大きな関係がありますので、慎重に自分に合った重さのものを選びましょう。

 


ポイント②キックポイント


 

キックポイントとは、スイング時に一番シャフトのどこがを表す言葉です。

キックポイントには先調子(ロー)・中調子(ミドル)・元調子(ハイ)の3つがあります。

先調子はヘッド側の先端側がしなりやすくなっており、ドローを打ちやすくボールが上がりやすいのが特徴です。

また、しなるポイントがヘッドに近いので、飛距離が高まりやすくつかまりやすいですが、ヘッドが走りやすい分左にいきやすいので注意が必要です。

中調子は、ちょうど中間部分がしなりやすく癖がない分、幅広いタイプのゴルファーにおすすめです。

先調子、元調子が使いづらい、シャフトがスウィングに影響を与えすぎるのが好きではない、といった方は中調子を選びましょう。

元調子はグリップ側がしなっているもので、フェードを打ちやすくボールが上がりにくいのが特徴です。

シャフトが勝手にタメを作ってくれるので、ボールを叩いて飛ばすパワーのあるゴルファーには元調子のシャフトがおすすめです。

 


ポイント③トルク


 

トルクとは、シャフトのねじれやすさを示す数値です。

単位で言うと2.5度や3.0度などと表記され、多いもので7〜8度、少ないもので1度ぐらいのものもあります。

大体、3.5度を目安にそれ以上の数値だとねじれやすく、それ以下の数値だとねじれにくいということになります。

トルクの数値が大きいほどヘッドの反応が鈍くなりますが、ミスをカバーしてくれます。

反対に数値が小さいと打感を繊細に感じますが、ミスが出やすくなります。

トルクの数値はゴルフ上級者向けの内容なので、ゴルフ始めたての方は知っておくだけでも問題ございません。

 

まとめ

 

3回に分けて、シャフトについての説明をさせていただきました。

シャフト選びは、ゴルフに大きな影響を与えますが、初心者の方はまずは前回解説したフレックスを意識して、自分に合うシャフトを見つけていきましょう。

また、シャフトは好きなカラーに塗装することもできます!

自分に合ったシャフトを選んだら、自分の好きな色にカスタマイズすれば気分も上がり、もっとゴルフが楽しくなるでしょう!

自分に合うシャフトを見つけて、楽しくゴルフ上達を目指していきましょう!

 

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