2024/01/14

脱力スイングをマスターしよう!その②

皆さまこんにちは!

脱力スイングをマスターしよう!

メリット大! 脱力スイングの方法

それでは実際に、脱力スイングのやり方を見ていきましょう。グリップを握る際の力の割合から、アドレス、テークバック、トップ、切り返し、ダウンスイング、インパクトと、スイングを細分化し、正しい動きを理解していくことが大切です。

アドレス時のグリップは2割の力

アドレス時のグリップは、どれくらいの力を入れていますか?一度、グリップを握った両手で思い切り力を加えてみてください。どうでしょう? 手だけではなく、グリップを思い切り握った時、腕にも肩にも背中にも、力が入ってしまうことを体感できると思います。こんなに力が入ってしまうと、身体の動きは固く、スイングアークは小さくなってしまい、思い通りのスイングとはかけ離れた結果となってしまいます。アドレスでは、思いっ切り握った時の力を10割として、グリップは2割の力を目安に、左手の親指に右手の生命線を重ねる形でソフトに握るように心掛けてみてください。

 

テークバックは右股関節から始動

テークバックは、右股関節からスタートし、右の股関節を右後ろポケットに押し込む感覚を持ってみましょう。こうすることで、上半身に余計な力が入りません。重要なことは、右股関節からスタートすることであり、決して、腕を使ってゴルフクラブを上げるのではないと言うことです。先端から上げてしまう人が非常に多いですが、本当に脱力をした状態というのは、テークバックで先端が遅れてくることが自然なのです。

 

トップでは首が長く見えると良い 肩の力も抜きましょう

トップでは、力を入れて正しい位置で止めることはありません。あくまでテークバックからの流れに追随し、下半身が回り切ったところでトップも止まるよう、腕を使ってそれ以上振り上げないように気を付けましょう。「飛ばしたい」と思うあまり、下半身が回り切ったあとも、無意識に腕を振り上げてしまう人が多く見られます。しかしそうしてしまうと、クラブヘッドが正しいスイング軌道から外れ、インパクトで元の位置に戻って来づらくなってしまいます。また、トップに持ってきた時点で、両肩に余計な力が入っていないかを確かめます。両肩に力が入ってしまっていると肩が上がっているように見えますので、トップの状態で首が長く見える状態が正解です。

 

切り返しはクラブを振り下ろすことではない

切り返しでも、トップで保った脱力を、そのままに行います。両肩を、そのままトップに置いておく意識を持つと、左腰と左肩の間が大きく伸びて、バネのような状態を生み出すことができます。腕の力を使わず、重力に任せてクラブの重みで下ろしていく感覚を持ってみましょう。上げたグリップの端から、クラブを落とすようなイメージです。腕でゴルフクラブを振り下ろさないことで、良いリズムを保ちながら、タメを作ることができ、力感のないスイングを実現することができます。タイミングも取りやすくなります。

 

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