2025/06/22

打つ順番は大切。板橋区のインドアゴルフスクール［わたしのゴルフ下赤塚店］地下鉄赤塚駅②徒歩2分

真夏の果実。サザンの流行歌を思い出してしまうような陽射しが照りつけています。

真夏の事実。暑すぎると、集中力も低下して、手っ取り早いショットになりがちです。

とは思いながらも、ゴルフは、打つ順番にルールがある程度決まっています。スムーズなプレー進行のために、例外的に順番を入れ替えることも推奨されています。

そこで、未経験、初心者の方向けに、基本ルールの心得と例外・注意点を分かりやすく説明しますね。

■各ホールで最初に打つ順番（ティーショット）

【基本の心得】

スタートホール（1番ホール）:
* 特に決まりはありませんが、一般的には、ティーグラウンドに用意されている「くじ棒」のようなもの（数字が書かれた金属製のスティック）を引いて順番を決めます。
* じゃんけんで決めることもあります。
* 競技会では、スターティングカードに記載された名前の順に打ちます。

2ホール目以降:
* 前のホールで最も打数が少なかった人が「オナー」となり、最初にティーショットを打ちます。
* 同じ打数の場合は、その前のホールの打順を引き継ぎます。
* 初心者のうちは緊張するので、同伴者に「最初に打ちますか？」と聞かれたら、遠慮なく打たせてもらいましょう。

【例外・注意点】

自分の順番が来る前に準備を！
* 他の人が打っている間に、自分のティーやボールを用意し、クラブを選択しておきましょう。自分の番が来てから準備を始めると、プレーが遅れてしまいます。
他の人のプレー中は静かに！
* 打つ人の視界に入らない位置に立ち、おしゃべりや物音を立てるのは控えましょう。

■2打目以降やパターなど打つ順番

【基本の心得】

「遠球先打（えんきゅうせんだ）」の原則:
* ホール（カップ）から最も遠い位置にあるボールの人が先に打ちますこれは、安全確保とプレーの効率化のためです。グリーンに乗っているかいないかにかかわらず、ホールからの距離が遠い人から打つのが基本です。

【例外・注意点】

「レディーゴルフ（Ready Golf）」の推奨:
* 近年では、プレーの進行をスムーズにするため、「準備ができた人から打つ」という「レディーゴルフ」が推奨されています。

例えば、
* 自分より遠い人がクラブを選びに戻っていたり、ボールを探していたりする場合。
* 前の組との間隔が空いてしまいそうな場合。
* 自分のボールが同伴者のライン（ボールからカップまでの仮想の線）上にある場合（踏んでしまわないように先に打つ）。
* このように、遠球先打の原則にこだわらず、安全が確保できれば「先に打ちますね」などと声をかけて先に打っても構いません。
* ただし、同伴者に「先に打ってください」と声をかけられたら、遠慮なく打ちましょう。

グリーン上での「お先に」パット:
* ホールからごく近い距離（例えば50cm～1m程度）の場合、同伴者の許可を得て「お先に失礼します」と宣言し、先にカップインしてしまうことがあります。これは、プレーファストと、同伴者が自身のパットに集中できるようにという配慮から行われます。
* ただし、焦って同伴者のラインを踏んでしまったり、マナー違反にならないよう注意が必要です。

クラブの準備:
* 2打目以降は、カートに戻らなくても良いように、使う可能性のあるクラブを数本持ってボールの落下地点まで移動しましょう。

安全確認:
* 打つ前には必ず、打球方向に人がいないか確認しましょう。前の組がまだいるのに打ち込んだり、同伴者が前にいるのに打ったりするのは危険です。
* 初心者はティーショットを打ち終えた後、自分のボールを探しにすぐ前進しがちですが、全員がティーショットを終えるまで待ちましょう。

■その他、ラウンド中の基本マナーと心構え

プレーファスト（Play Fast）:
* ゴルフはプレー時間がかかるスポーツです。スロープレーにならないよう、常に迅速な行動を心がけましょう。
* 移動は早足で、自分の番が来たらすぐに打てるように準備しましょう。
* 9ホールを4人で回る目安は2時間～2時間15分程度です。

コースを大切に:
* ディボット（ショットで芝がめくれた跡）は直す。
* バンカーに入ったら、ショット後や足跡をレーキ（砂をならす道具）でならしてから出る。
* グリーン上にできたボールマーク（ボールが落ちたへこみ）は自分で直す。

同伴者への配慮:
* 打つ人の邪魔にならないように、視界に入らない場所に立つ、静かにするなど、集中を妨げないようにしましょう。
* 技術的なアドバイスは求められない限りしないのがマナーです。
* 初心者の場合は、同伴者が温かくサポートしてくれることが多いので、遠慮せずに質問してみましょう。
* OBや池などの危険な場所は教えてもらいましょう。
* 良いショットが出たら「ナイスショット！」などと声をかけて励まし合いましょう。

最初は戸惑うことも多いかもしれませんが、基本のルールとマナーを意識し、同伴者の方々とコミュニケーションを取りながら、楽しくラウンドしてくださいね。

誰でも、経験を経て徐々に慣れてくるはずですから！気楽にゴルフを楽しみましょう。