2023/10/25
ゴルフのライの意味と傾斜別の打ち方
ゴルフを始めたての方ですと、聞きなれない専門用語を耳にする機会が多くあると思います。
多くの専門用語がある中で、今回は「ライ」について解説します。
ライの意味や、シーン別のポイントについて解説しますので、今回の記事を通して、ゴルフの知識を深めていきましょう!
目次
ゴルフのライとは
ゴルフの「ライ」とは「ボールを打つときのボールの状態」のことをいいます。
実際のコースを進んでいくと、ボールが傾斜の途中で止まることがあります。
この時のライの角度によって、打ち方が変わってくるので、ライの状態を見極め、ライに適した打ち方をする必要があります。
それでは、ライの傾斜別の打ち方について解説していきます。
大まかに分けて4つの傾斜の状況に分けられるので、それぞれのポイントをしっかり押さえていきましょう。
①つま先上がりのライ
つま先上がりのライとは、スタンス(自分が立っている位置)よりもボールが高い状況を指します。
通常のスイングをしてしまうと、スイングが横振りになってしまい、フックしやすくなります。
つま先上がりのライの時の打ち方のポイントは下の2つです。
Pont①
クラブを短く持つ
Pont②
前傾姿勢を浅くする
つま先上がりのライでは通常よりもボールが手元にくるのでスイングが詰まりやすくなります。
また、傾斜に合わせて前傾姿勢を浅くすることで打ちやすくなりますので、上記2つのポイントを押さえて打つようにしましょう。
②つま先下がりのライ
つま先下がりのライは、つま先上がりのライとは反対に、スタンスよりもボールが低い状態です。
この時、ボールは普段よりも遠くにある状態です。
また、このライでは、スイングが縦振りになりやすいため、以下のポイントに気をつけるようにしましょう。
Pont①
前傾姿勢を深くする
Pont②
コンパクトにスイングする
ボールがスタンスよりも低いところにありますので、前傾姿勢は普段よりも深めになります。
また、つま先下がりですとフルスイングが難しいので、コンパクトに振ることを心がけましょう。
また、つま先下がりのライはスライスがしやすいので、少し左を狙って打つのもおすすめです。
③左足上がりのライ
左足上がりのライは比較的打ちやすいライではあります。
クラブが下から入っていたとしても、アッパー軌道で飛んでいくためです。
しかし、打球が高く上がりすぎてしまう可能性があるため、以下のポイントに注意して打つようにしましょう。
Point①
重心をやや右に置く
Point②
ハンドファーストに構える
傾斜に逆らわず打つために、重心をやや右に構えるようにしましょう。
また、左足上がりのライの時によくやってしまいがちなミスがすくい打ちです。
すくい打ちしてしまうと、ボールが高く上がりすぎて飛距離が出ないので、それを防ぐためにハンドファーストに構えて打つようにしましょう。
④左足下がりのライ
左足下がりのライは難易度が少し高いライになります。
ダフリやすく、ミスショットに繋がりやすいため、以下のポイントに気をつけましょう。
Point①
打球を低く打ち出すイメージで打つ
Point②
ボールの位置をいつもより1個分ほど右足よりに置く
左足下がりのライでボールを高く打ち出すにはテクニックが必要です。
そのため、初心者の方はボールを低く打ち出すイメージで打つようにしましょう。
また、ボールの位置が左にあると、クラブとの距離が遠くなってしまうため、ボールはいつもより右足寄り、右足のかかと前くらいになるように置いて打つようにしましょう。
まとめ
ライの傾斜により、打ち方が変わり、気をつけるポイントもバラバラです。
慣れるまで時間がかかるかと思いますが、ひとつひとつ着実に身につけていきましょう。
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