2023/12/29
儲かるゴルフ場と儲からないゴルフ場の違いとは?
儲かるゴルフ場と儲からないゴルフ場の違いでは、下記の6つの違いが存在します。
- コンセプト・ターゲット層が明確になっているか
- 他の店舗とは異なるサービス提供を行えているか
- 経営ノウハウを持っているか
- 立地・物件選びができているか
- 市場リサーチが行われているか
- 初期投資がしっかりと行えているか
それぞれの違いについて詳しく解説を行っていきますので、ゴルフ場の開業を考えている人は必見です。
コンセプト・ターゲット層が明確になっているか
儲けるゴルフ場と儲けないゴルフ場で大きな違いと言えるのが「コンセプト」「ターゲット層」が明確になっているかという点です。
というのも、儲けないゴルフ場は多くの人を集客しようとしてしまい、コンセプト・狙うターゲット層がぐちゃぐちゃになっていることが多いです。
儲けるゴルフ場の場合はターゲット層がしっかりと絞られており、女性なら女性が入りやすい空間づくり、仕事帰りのサラリーマンが立ち寄りやすい雰囲気づくりを行っています。
ターゲットを絞っている場所はお客が入りやすい雰囲気作りができているため、人気が出やすいです。
他の店舗とは異なるサービス提供を行えているか
さらに、儲かるゴルフ場は他の店舗とは異なるサービス提供ができているといっても過言ではありません。
ゴルフ場と言えばコースの周回やスイング・フォームの練習が基本となっていますが、儲かるゴルフ場はターゲット層に合わせたサービス提供を行っています。
具体例で挙げると、仕事帰りのサラリーマンが立ち寄りやすいように、道具一式を貸出しするようなシステムにし、手ぶらでも足を運びやすいサービスにしている場合や、家族連れでも過ごしやすいように、キッズスペースやレストランを併設している場所もあります。
ただ練習できるだけの場所では、魅力的なお店だと感じてもらいにくいため、他の店舗とは異なるサービス提供をしっかりと考えるようにしましょう。
経営ノウハウを持っているか
儲かるゴルフ場は、他にも経営ノウハウをしっかりと持っているケースがほとんどです。
経営ノウハウを持っていない状態で経営を行ってしまうと、何をどのようにしたら利益が出るのか分からず、闇雲に経営をする状態になってしまいます。
ゴルフ場を経営する上では維持費・変動費・固定費・人件費といった様々な点を意識しながら経営を行うことが必要になるため、ある程度の知識を持った状態で開業に挑むのが好ましいです。
どうしても経営のノウハウを持っていない場合は、ゴルフ場の経営でもフランチャイズ経営を行う手段もあります。
フランチャイズ経営は多くの店舗を開業・経営してきたノウハウを蓄積されているため、マニュアル化が行われている場合が多いです。
初めて経営を行う人でも理想に近いゴルフ場経営ができることから、多くの人におすすめになります。
立地・物件選びができているか
儲けるゴルフ場と儲けないゴルフ場では、立地や物件選びができているかという点でも大きく違います。
というのも、儲けるゴルフ場は物件選びに時間がかけられており、理想的な場所に建てられているケースが多いです。
一方、儲けないゴルフ場は同じ駅チカの建物だったとしても騒音がする場合や入りづらい場合など、苦戦することが多い傾向にあります。
立地や物件選びも利益に直結する重要な部分になるため、儲けるためにはしっかりと意識して選ぶようにしましょう。
市場リサーチが行われているか
儲けないゴルフ場は市場調査が十分に行われていない可能性が高く、いくら頑張ったとしても限界があります。
市場リサーチ・マーケティング調査は、利益を生み出すポイントに直結し、時間をかけて行っているとターゲット層に合わせたゴルフ場作りが可能です。
例えば、儲けないゴルフ場は仕事帰りのサラリーマンが多い場所で、女性だけが入りやすい雰囲気づくりを行っている例もあります。
市場リサーチができていない場合はターゲット層・コンセプトを誤ってしまう可能性が高いため、利益を生み出すためにも市場リサーチは徹底するようにしましょう。
初期投資がしっかりと行えているか
さらに儲けていないゴルフ場と儲けているゴルフ場では、初期投資にも大きな違いがあります。
初期投資を疎かにしてしまうと、十分な準備ができないため、たくさんお客さんが足を運んでくれたとしても二回目の来店の可能性が低いです。
逆に頑張ってでも初期投資に力を入れている場合は、顧客が求めそうなニーズの解消を行うマシンの発注などもできます。
初期投資を多くすることによって長い期間返済を行う必要がありますが、それ以上の顧客満足を獲得できるケースもあるため、初期投資はなるべく頑張るようにしましょう。