2025/11/06

基本の『き』！スライス・フックを治すグリップのV字【わたしのゴルフ蒲田店】

こんにちは！わたしのゴルフ蒲田店です。 ゴルフを始めたばかりの方、または長年スライスやフックに悩んでいる方から、蒲田店では毎日たくさんのご相談をいただきます。

「まっすぐ飛ばしたいのに、どうしても球が曲がってしまう…」 その原因、もしかしたらスイング軌道ではなく、クラブを握る「グリップ」にあるかもしれません。

グリップは、体とクラブを繋ぐ唯一の接点です。 どんなに素晴らしいスイングをしても、この接点であるグリップが間違っていれば、ボールは意図した通りには飛んでくれません。

今日は、ゴルフ上達の「基本のき」とも言える、グリップのチェックポイントについて詳しく解説します。

 

🔷 なぜグリップがそれほど重要なのか？

 

「ただの握り方でしょ？」と思うかもしれませんが、グリップの握り方一つで、インパクト（ボールに当たる瞬間）のフェースの向きが大きく変わってしまいます。

想像してみてください。車のハンドルをまっすぐ持っているつもりでも、わずかに右に傾けて握っていたら、車は自然と右に曲がっていきますよね。ゴルフも同じです。

最初からフェースが開きやすい（スライスしやすい）握り方をしていては、それをスイング中に無理やり修正する「手打ち」や「こねる」動きが必要になり、スイング全体が崩れる原因となってしまいます。

 

🔷 チェックポイントは「両手のV字」

 

では、どこをチェックすれば良いのでしょうか？ それは、両手の親指と人差し指の付け根にできる「V字」の向きです。

今、クラブを握らなくても結構ですので、両手を軽く握る形（グリップの形）を作ってみてください。親指と人差し指の間に、カタカナの「ハ」の字のような、あるいはアルファベットの「V」のような溝ができるのが分かりますか？

この「V字」がどこを指しているかが、あなたの球筋を決める上で非常に重要なのです。

 

🔷 理想は「V字が右肩」

 

ゴルフの教科書には「V字は右肩を指すように」とよく書かれています。（※右利きの場合） これが**「ニュートラルグリップ」**と呼ばれる、最も基本的でバランスの取れた握り方です。

なぜ右肩なのでしょうか？ リラックスして立ち、腕の力を抜いて自然にダランと垂らしてみてください。その時、手のひらは太ももの横あたりで、少し内側を向いているはずです。その自然な腕の形でクラブを握ると、V字は自然と右肩あたりを指します。

このニュートラルグリップは、腕や手首に余計な力が入らず、スイング中に自然なフェースローテーション（フェースの開閉）を促してくれるため、球が捕まりやすく、まっすぐ飛びやすいのです。

 

🔷 あなたのV字はどこを向いていますか？

 

では、ニュートラルではない握り方、いわゆる「ウィークグリップ」と「ストロンググリップ」についても見ていきましょう。ご自身の握り方と照らし合わせてみてください。

✨ 1. ウィークグリップ（V字が顔や左肩を指す） V字が理想よりも左側（体の中心や左肩）を向いている握り方です。「スライスグリップ」とも呼ばれます。 この握り方は、インパクトでフェースが開きやすくなります。一生懸命フェースを返そうとしても、構造的に返しきれず、結果として「スライス」や「プッシュアウト（右へのすっぽ抜け）」が出やすくなります。 特にゴルフを始めたばかりの初心者や、非力な女性が陥りやすい握り方です。

✨ 2. ストロンググリップ（V字が右肩より右を指す） V字が理想よりも右側（右肩の外側など）を向いている握り方です。「フックグリップ」とも呼ばれます。 こちらはウィークとは逆に、フェースが返りすぎる（閉じる）傾向が強くなります。そのため、「フック」や「チーピン（左への低い引っ掛け）」が出やすくなります。 ボールを強く叩こう、飛ばそうという意識が強い男性に多く見られます。

 

🔷 まずは「V字を右肩」から始めよう

 

もしご自身のV字が左右にズレていたら、まずは「右肩」を指すニュートラルグリップを試してみてください。

重要： 長年の癖を直す時は、必ず強い「違和感」が伴います。 ウィークグリップだった人がニュートラルに直すと、「すごく右を向いていて（フックしそうで）気持ち悪い」と感じるものです。しかし、それが正しい形です。

わたしのゴルフ蒲田店では、スイングの指導はもちろん、この最も重要なグリップの形から、コーチが一人ひとりの手の大きさや指の長さ、握力に合わせて丁寧に指導します。

「自分のグリップが合っているか不安…」 「長年のスライス癖を本気で直したい！」 そんな方は、ぜひ一度、わたしのゴルフ蒲田店の無料体験レッスンにお越しください。正しいグリップを手に入れることが、上達への一番の近道です！

無料体験申し込みはこちらから！↓

https://watashino-golf.com/kamata

※画像はAIで作成したイメージです。