2023/07/23

夏場のラフにご用心！！

ゴルフでは、夏場の深いラフにボールが入ってしまった場合、ボールを適切に打つためには特定のテクニックが必要となります。以下にその詳細な手順を説明します。

クラブの選択

深いラフからボールを出すためにはロフトの高いクラブ（サンドウェッジやロブウェッジなど）を使用することが一般的です。それは、ラフからのショットで大事なのは飛距離よりも、まずボールをラフから出すことであり、それには高いロフト角が役立ちます。ただし、ラフの深さやボールの位置、狙う方向によりクラブの選択は変わる可能性があるので注意が必要です。

ボールの位置

ボールは普通よりも少し後ろに置きます。これにより、クラブが地面に打ち込まれるのを最小限に抑え、ラフを通じてクラブフェースがボールに正確に当たる可能性を高めることができます。

スタンス

ボールを確実に打つためには、やや体重を前足にかけて、クラブを打ち下ろす形になるようにします。これにより、ボールに対するクラブのインパクトが強くなり、ボールがラフから出る可能性が高まります。

スイング

フルスイングではなく、コントロールを重視したスイングを心掛けます。スイングパスは直線的（V字型）にし、深いラフに打ち込まれるとクラブの抵抗が大きくなるため、フェースが開いたり閉じたりすることを防ぎます。加えて、ハンドファースト（手先）の打ち方でクラブをダウンブロー（打ち下ろす）形にします。

ショットの目標

最初の目標は、ラフからボールを安全に出すことです。ボールがラフから出れば、次のショットでグリーンに乗せるチャンスがあります。遠くに打つことを試みると、ミスヒットのリスクが高まるため、無理に距離を出そうとするのではなく、まずはフェアウェイに出すことを優先しましょう。

以上が基本的な考え方ですが、深いラフからのショットは難易度が高いため、練習を重ねてテクニックを磨くことが重要です。また、コースマネージメントにも注意を払い、できるだけラフに入るリスクを減らすように戦略を立てながら経験を積むことが大切です。