2024/11/01

シャンク直す練習方法

こんにちは。わたしのゴルフ武蔵境店の保科です。
シャンクは、ゴルフでクラブフェースのヒール(根元)部分にボールが当たるミスで、右方向(右利きの場合)に大きく飛び出してしまう現象です。シャンクを直すためには、原因を把握し、それに応じた練習法で改善していくことが大切です。以下に効果的な練習法をいくつか紹介します。
1. インパクト位置を確認する「ティーペグドリル」

クラブフェースの中心でボールをとらえる感覚を身につける練習法です。

ボールの内側(自分側)にティーを置き、ボールとティーの間にクラブを構えます。
スイング中、ヒール部分でボールを打たないように意識し、シャフト中央やトゥ側で当てる感覚を確認しましょう。
ティーに触れないようにスイングすることで、ミート率が改善され、シャンクのリスクが減ります。

2. ハーフスイングでの感覚調整

シャンクはスイングが大きすぎたり、力みが入ると起こりやすくなるため、ハーフスイングで体のコントロールを意識します。

ハーフスイングでボールを打つ練習を行い、クラブフェースの真ん中でボールを捉える感覚を掴みます。
体全体を使い、リラックスしたスイングでインパクトを意識することがポイントです。
ハーフスイングで安定してきたら徐々にスイングを大きくしていき、シャンクが出ないフォームを固めていきます。

3. ボールの位置を調整

ボールの位置が原因でシャンクが起こることもあります。特にボールが身体に近すぎる場合、ヒールに当たりやすくなります。

アドレス時に、ボールが適切な位置にあるか確認し、ボールとクラブの距離を少しだけ離してみましょう。
また、スタンス幅や体重のかかり方を意識し、ボールに対して正しい姿勢をとることも重要です。

4. クラブの軌道を修正する「2ボールドリル」

クラブの軌道がアウトサイドインやインサイドアウトになるとシャンクが出やすくなります。軌道を矯正するためのドリルです。

ボールを2つ用意し、目標に対して真っ直ぐに置きます。
自分から見て外側のボールだけを打つようにスイングし、内側のボールに当たらないように意識して振りましょう。
正しい軌道でスイングする感覚を掴むことで、シャンクが出にくくなります。

5. 体重移動のチェック

体重がつま先に乗りすぎていると、ヒールでボールを打ちやすくなりシャンクが起きやすいです。

アドレス時、体重を足の中心からややかかと寄りに感じるようにし、スイング中もバランスを保ちます。
また、スイング中に体がボール方向に突っ込む動きを抑え、フィニッシュまで体重移動がスムーズにできるよう意識しましょう。

シャンクは、力みやバランスの崩れが原因で発生しやすいミスです。リラックスして、正しいインパクトの感覚を養うことで、徐々に改善されるでしょう。

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