2025/12/02

【わたしのゴルフ蒲田店】手打ちの原因は「早コック」かも？正しいタイミングでスイング改造！

こんにちは！わたしのゴルフ蒲田店です。

皆さんは、ご自身のスイング動画を見たときに「手打ちになっているなぁ」と感じたことはありませんか？ 体を回しているつもりなのに、なぜか腕だけで振っているように見えてしまう。 その原因の一つとして、バックスイングの始動における**「手首のコック（手首を親指側に折る動き）」のタイミング**が関係していることが多いのです。

本日は、手打ちを誘発してしまう「早コック」と、理想的な「遅めコック」についてお話しします。

手首を早く使いすぎると何が起きる？

スイングの始動（テークバック）で、クラブを上げ始めた瞬間に手首をひょいっと折ってしまう動きを「早コック（アーリーコック）」と呼びます。 クラブを軽く感じられるため、力のない方や初心者の​​方が無意識にやってしまいがちな動きですが、これには大きなデメリットがあります。

✅ 体の回転が止まる 手先だけでクラブが上がってしまうため、本来行うべき「肩の回転」や「胸の回旋」がおろそかになりがちです。

✅ スイングアークが小さくなる 手元が体の近くですぐに上がってしまうため、遠心力を使えない小さなスイングになります。

✅ ダウンスイングでほどけやすい 早くコックを作ると、早くほどきたくなるのが人間の心理です。これがダフリやトップの原因になります。

「遅めコック」で体を使ったスイングへ

対して、上級者やプロの多くは「遅めコック（レイトコック）」を採用しています。 始動では手首をほとんど使わず、両腕の三角形を崩さないまま、肩の回転だけでクラブを腰の高さあたりまで上げます。

そこからトップにかけて自然とコックが入る流れを作ることで、以下のようなメリットが生まれます。

✅ 深い捻転差が作れる 手を使わない分、体をしっかり回さないとクラブが上がりません。結果として、背中がターゲット向くくらい深い捻転が作れます。

✅ 手打ちが解消される 体の大きな筋肉を使って始動するため、手先の余計な動きが抑制され、再現性の高いスイングになります。

練習のポイント

蒲田店のレッスンでもよくお伝えしているのが、「ノーコックのつもりで上げる」という意識です。 実際にはクラブの重みで自然とコックは入りますので、「自分からは手首を曲げない」くらいの極端な意識でちょうど良い場合が多いです。

「どうしても手を使ってしまう」という方は、ぜひ一度スタジオでスイングチェックを受けてみてください。 ほんの少しタイミングを変えるだけで、ボールの当たりが劇的に変わることがありますよ！

これからのゴルフシーズンに向けて、スイングの基礎を固めていきましょう。 蒲田店でお待ちしております！

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https://watashino-golf.com/kamata ※画像はAIで作成したイメージです。